ハローワークからもさっぱり応募が来ないし、久しぶりに求人広告でも出そうかなと思って問い合わせをしてみたら、
「若手人材が欲しいということですと、いちばん安いプランではなかなか難しいですね…」と言われてしまった…。
わが社の採用予算ではこれが精一杯。
世間の採用難が落ち着くまでは、仕方がないのかな…?
そうお悩みの経営者様、そこで確認するべきことは「いちばん安いプランで、いちばん応募をたくさん集めている会社」を教えてもらうことです!
意外な会社が多数の応募を集めているかもしれません。そこに貴社の採用難を解決するヒントがかくされているのです!
目次
自社と他社を比較検討する視線を持ちましょう!
「採用しよう」と決めて、考えることは,
・どんな方がターゲット か(年齢・学歴・経験・資格…)
・いつから仕事をはじめてほしいか
・どれくらいの給与を支給するか
・募集期間はどれくらい設けるか
といった、「自社の都合」だけだったりしませんか?
特に、「久しぶりの採用。数年前に高校生の新卒を採用して以来…」といった企業様に多いのですが、高校生と違って、中途採用も大卒新卒採用も「一度に1社しか就職試験を受けない」ということはほぼあり得ません。
いくつかの会社を、条件を比較しながら並行して受験することが一般的です。
その際に、
「自社の都合だけを優先して考えられた採用スケジュール」
「他社と比較して決して条件がいいわけではないのに高飛車な(にみえる)面接態度」
ではせっかくの応募者も内定以前に逃げられてしまうことになります。
「自社の都合」で求人広告のプランやスケジュール、告知を決定する前に、
「今、採用をしている同業他社や求職者に人気のある会社は何をPRし、どんな募集条件で広告を出しているのか」という事前のリサーチが必要不可欠です。
もちろん、やみくもに全部の会社の募集広告をチェックする必要はありません。
重要なことは、応募者 の目線に立つことです。
その視点で、「自社に応募する人が注目しそうな会社」をピックアップしましょう。
もしも、「それでは具体的にどんな会社がわが社のライバルにあたるのだろう…?」と疑問をお持ちでしたら、リサーチに協力してくれるパートナーを探すことをおすすめします。
具体的にどんなポイントを比較すればいいか
他社と比較をするうえで、特に重点的にチェックしていただきたいポイントを3つ、ご紹介します
ポイント
① 貴社で働くと、どんなメリットがありますか?
② 貴社と比較される会社と、勤務条件がどのように異なるか知っていますか?
③ 求人広告の書き方に問題はありませんか?
3つのポイントについて詳しくご説明しますので、ご参考にしてください。
ポイント① 貴社で働くと、どんなメリットがありますか?
ハローワークや求人広告の限られた「告知スペース」を使って応募者に何を訴えればいいか、考えたことはありますか?
高い給与、やりがいのある仕事、お休みも多くて、資格取得を狙えるキャリアアップの機会も多く、人間関係も和やかで…。
こんな「パーフェクト」な環境の会社だけを求職者は探しているのではありません。(すべてを満たす都合の良い会社がないことは多くの転職希望者が理解しています。)
求職者によって、「転職に何を求めているか」は異なります。
たった一つでいいのです。
「わが社で働くとあなたにとってこんなメリットがあります」と強く打ち出せる点はありますか?
「わが社の社員は長く働いてくれている人が多いけど、そういえば何がいいと思ってくれているのだろう?そう感じておられるなら、客観的にチェックできるパートナーに依頼してみましょう!
ポイント② 貴社と比較される会社と、勤務条件がどのように異なるか知っていますか?
「何年も初任給は据え置いたまま」「有給休暇の取得状況は正直把握していない」こんな企業様は至急勤務条件の確認をしていただく必要があります。
募集要項の勤務条件は比較検討がしやすい項目。
検索条件にも大きく影響します。
他社と比較して、著しく不利になる要素がないかをチェックしましょう。
こちらも、調査をお引き受けできるパートナーがいれば万全です!
ポイント③ 求人広告の書き方に問題はありませんか?
仕事内容、給与、勤務地など、求められたフォーマットに従って淡々と事実だけを書き連ねているようなことはないでしょうか。
転職者の側からしても、「何十回も転職を経験したことがあるベテラン」という方はほとんどいません。
少ない情報で応募に前向きになることは非常に難しいのです。
「自分で調べるべき」
「まずは足を運んで、実際に自分の目で見てほしい」
といった考えは、おすすめできません。
求人広告は、一般の商品広告と同じように「魅力を伝える」ための工夫が必要です。
「魅力そのものの価値」をさらに伝えやすくするのが文章の書き方、言葉の選び方です。
求人広告ライティング のプロフェッショナルの力を有効活用しましょう!
例えばこんな解決方法「あなたの会社独自の福利厚生制度」策定
「独自の魅力や、他社に比べて有利な条件がある会社なら問題ないよ…」
この記事を読んで、そんな風にお感じになられた経営者様はいらっしゃいませんか?
この場合、多くは「自分たちでは自社の魅力とすべきポイントに気付いていない」というケースがほとんどです。
客観的に、第三者の目線でその魅力を発掘できる可能性は十分にあります。
そして、
「よりプラス@を目指したい」
「より強いPRポイントを作りたい」
とお考えであれば、「あなたの会社独自の福利厚生制度」策定を検討されてみてはいかがでしょうか。
福利厚生制度は、決して導入に多額の費用や準備が必要なものばかりではありません。
会社の経営方針や従業員満足度を高めようとする経営者の意思を伝えるためにわかりやすい手段です。
具体的にどのような「独自性の強い福利厚生制度があるか」について興味をお持ちの方はぜひお問い合わせください。
経験豊富な社会保険労務士が業界・職種・エリアにあった事例をご紹介いたします!
なお、「事例」については、実在のクライアント事例のため、一般に公開することができません。
直接お問い合わせいただいた方に公開を限定させていただいておりますので、ご了承くださいませ!