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ハローワーク求人票の書き方「NG例と失敗理由」を公開します

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「高い費用を使って求人広告を出していたけれど、最近採用どころか応募さえ来ないこともある。

しばらく利用していなかったけれど、可能性を拡げるためにハローワークにも求人票を出してみようか…」

こんな採用担当者・経営者様向けに、最低限チェックしておきたい「ハローワーク求人票のNG例とその失敗の理由」をご紹介します! 

 

古い情報が更新されていない

まずはハローワーク求人票の「基本の構成」からチェックしましょう。

求人票の申込をするときに必ず記入するマークシートスタイルの求人票フォーマットは、初めての登録時では「3部構成」になっています。

・事務所登録シート(事業所の基本的な情報)

・事業所地図登録シート(勤務地の地図を手書きで登録)

・求人申込書(いわゆる募集要項。有効期限は登録後翌々月末まで。)

このうち、事務所登録シートと、事業所地図登録シートは初回のみの登録です。(修正は随時可能)

初めてハローワークに求人を申し込む際は問題にならないのですが、「初めてハローワークに求人の申し込みに行く」と思っていたけれど、実は数年前に求人を申し込んでいたことがあった…というのは良くある話です。

また、「基本的な情報ばかりだから、修正なんてないはず」と過去どのような情報を登録したかきちんとチェックしていないケースもあります。

自社は移転していなくても、地図に書き込んだ目印がなくなっていたり、現在は扱っていない商品を事業内容に掲載していたり…。

こんな現状のまま「放置」してしまうと、求職者やハローワーク職員がそれに気が付いたときに「採用について、きちんとした情報を載せてくれていない=信用できない会社」と受け取られてしまうリスクがあります。

 

最悪なパターン「委細面談にて」

店内や掲示板に掲示してある求人募集ポスターでよく見かける「委細面談にて」の一言。

給与すら書かれていないポスターを見て、「求人広告はシンプルでよい」と誤解される方がいらっしゃいます。

しかし、「まずは会ってから」「人によって条件を変えたい」という発想は最悪なパターンです。

あとあとトラブルのもととなりますし、そのトラブルが大きくなりがちなのが最近の傾向です。

採用情報の公開は「オープン・フラット」が原則です!

 

字数制限いっぱいに情報をいれよう

「ハローワークの求人票に記載できる文字量はもともと少ないのだから、そんなに差はつかないのでは…?」そうお考えではありませんか?

しかし、たった数十文字でも、そこに入れられる情報は応募者の気持ちを大きく左右します。

例えば、ハローワークインターネットサービスの検索結果画面に一覧で表示される項目は

・求人番号

・職種

・雇用形態/賃金(税込)

・就業時間/休日/週休二日

・産業

・沿線/就業場所

・受理日

になります。

このなかで自由に記載できる項目は「職種」だけです。

職種の入力欄は14字×2行=計28文字。

ハローワークで配布されている「求人申込書の書き方」の例では「お惣菜の販売」と書いてあります。

確かに「販売職」とだけ書いてあるよりも、一歩具体的な仕事内容を想像しやすいですね。

それをさらに「デパ地下人気お惣菜の販売スタッフ/〇〇駅直結」と記載すれば、もっと具体的になります。

膨大な数の求人表から、求職者は一瞬で「興味のある・なし」を判断します。

文字数が少ない入力項目こそ、他者と差をつけるポイントです。

もちろん、15字×6行(90字)ずつ記載が可能な

・事業内容

・会社の特徴

は90字使い切ると考えて準備してください。

 

求人票は面倒くさがらず細かく分けよう

ハローワークの求人票は、基本的に職種別・就業場所別・雇用形態別に作成しなければなりません。

それをご存じなかったり、「資格がない人なら契約社員からスタートになるが、有資格者なら正社員スタート」など、面談してから条件を変えようと考えていたりして、個別の求人票を作成されないケースがあります。

きちんとそれぞれの条件を明示し、求職者が望む求人とマッチするよう細かく分けて登録しましょう。

 

必須項目以外も登録できる情報はすべて登録しよう

「ハローワークの求人票サンプルを見てみると、シンプルな構成で「創意工夫」ができるところはそんなに多くないのではないか…?」という感想をお持ちの方もいらっしゃいるのではないでしょうか。

認知度が高くないため、ご存じない方もいらっしゃるのですが、ハローワークに求人情報を探しに来場する求職者に向けて「画像情報」を登録できること、会社案内や採用パンフレットをハローワークに預けて求職者に見てもらうこともできます。

画像は職場や社員の雰囲気、商品の詳細などを豊かに伝えることができる手段です。

会社案内があれば、信用度があがることはもちろん、面接前の会社理解促進にも役に立ちます。

必須項目以外も、すべての情報を登録しましょう。

 

まとめ:【求職者の目線でチェックしよう】

ポイント

・最新情報を入力する

・情報はきちんと開示する

・伝えられる最大の情報を伝えよう

・求職者の希望に応えよう

これらのポイントをクリアするためには、ハローワークの求人票がどのように求職者に見られているか、求職者の目線でチェックをするところからはじめましょう。

自社に興味を持ってくれる求職者が、どのような検索条件を入力するか想像しながら検索項目を使ってみると参考になる求人票に出会えるかもしれません!

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