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応募に行動を移す!ハローワーク求人票「求人特記事項と備考」書き方

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ハローワークの求人票で活用しきれていない項目である「求人条件の特記事項」と「備考」。

「特記するような事項はない」

「備考になにを書いていいのかわからない」

と、書き方に悩んでいる企業も多いことでしょう。

しかし、この2つの項目を活用できないのは大変もったいないことです。

ハローワークの自由記載項目は全6項・929文字です。

「求人条件の特記事項」は計216文字、

「備考」は計208文字まで記載できます。

実に、自由記載項目の約半分の文字数がこの2つの項目に注がれるのです。

だからこそ、「求人条件の特記事項」と「備考」を十分に活用できることが重要になります。

 

この記事では

ポイント

・「求人条件の特記事項」の書き方

・「備考」の書き方

・募集職種ごとに「求人条件の特記事項」と「備考」を変えるべき理由

の順に解説していきます。

是非、求人票の改善のご参考になさってください。

 

「求人条件特記事項」の書き方マニュアル

「求人条件特記事項」は216文字、1行27文字×8行で記載されます。

この項目は給与、賃金や就業時間などの労働条件の下に記載されるため、労働条件の補足をした上で、自社ならではの労働条件のメリットを伝えます。

しかし、ここで注意しておきたいのは大企業と比較されることを避けることです。

求職者は<職種x希望勤務地>から就職先の選定をすることがほとんどです。

そのため、あなたの会社と同じ地域の同業他社の求人票は見比べられています。

その同業他社が大企業の場合、「給与水準の高さ」「福利厚生の充実」などの、労働条件から『働きやすさ』を訴求する傾向にあります。

そして、比較対象が労働条件である場合、あなたの会社の求人が見劣りしてしまうでしょう。

ですから、『自社ならではの働くメリット』を伝えるべきなのです。

 

例えば

記載例

・業務工程を見直すことにより残業時間を月10時間以下に削減し、現場の声から有給取得率を高めました。今後も社員の働きやすさを追求していきます。

育児中の職員が多く在籍しているので、子供が急病等の急な休みにも理解があります。

・転勤無し!地域に根付いて勤務できます。

年4回、正社員の登用試験があります。また、人事、教育トレーナー、品質管理担当などで活躍する多くの社員も、未経験でアルバイトとして入社しています。

などです。

給与や賞与などの賃金面以外で求職者に与えられる自社ならではの働くメリットを考え記載していきます。

 

求職者は不安があると応募しない

あなたの会社は求職者が不安に感じる労働条件はありませんか?

客観的に求人票を捉え、労働条件に感じる不安を払拭するフレーズを「特記事項」に記載するのも効果的です。

「働きやすい環境を提供するために、自社ではどのような取り組みをしているか」を伝えることで求職者の不安を払拭し、さらには信頼感を得やすくなります。

 

記載例

夜勤勤務は月平均3~4日。

夜勤時は〇人のスタッフを配置しているので、しっかり休憩時間を確保することができます。

また、夜勤明け、その翌日は休日にしています。

夜勤を含めたシフト制の勤務ではありますが、職員の体調を考慮し無理のないシフトを組んでいますので年齢を重ねても働きやすい職場です。

現在、60代のスタッフも活躍しているほど。長く働ける職場なので安心してご応募下さい。

求職者がネガティブに思うであろう労働条件を記載して終わりにせず「働きやすい環境を提供するための取り組み」を伝えましょう。

 

「備考」の書き方マニュアル

「備考」は208文字、1行26文字×8行で記載されます。

「備考」に記載する内容に決まりはありません。

だからこそ、この項目を使い求人票で書ききれなかった、自社の魅力や働くメリットを伝え切ることに活用します。

そして、求人に興味を持った求職者がどのようにして、あなたの会社に連絡すればよいのか示す文言を添えましょう。

 

記載例

・ご不明な点があれば、お気軽にお問い合わせ下さい

・お気軽に職場見学にいらっしゃって下さい

・応募希望の方はお電話下さい

・選考希望者は下記住所に履歴書を送付下さい。

ここで注意したい点は、無理のない自社の選考方法を決めておくことです。

もちろん、求職者は履歴書を送付するよりも、まずは気軽に話を聞けるほうが応募ハードルは下がります。

しかし、気軽に連絡をしてくる求職者が増え対応が難しくなるようであれば、書類選考を含める等し応募負荷を上げるべきです。

対応が疎かになり俗に言う“求職者をさばく”ようになれば、求職者に選ばれません。

自社で対応ができる量を見極め、記載する文言を選びましょう。

募集職種ごとに「特記事項」も「備考」も変えるべき!

ハローワークで、同じ会社から複数の職種を募集する場合「仕事内容」しか変えてない企業が多く見受けられます。

そして「仕事内容」は、たった297文字までしか記載できません。

同じ会社であっても職種やポジション別に“欲しい人物像”は異なります。

たった297文字だけでは“欲しい人材”を惹きつける求人票にするには少なすぎます。

それゆえ、職種ごとに「特記事項」と「備考」を“欲しい人物像”に向けたものに変更するのです。

(介護職員の記載内容例)

シフト例、 送迎業務有 or なし、 夜勤有 or なし、 夜勤回数、 夜勤時の職員の配置人数、 入居者数や定員数、 平均介護度、 月給例、 マイカー通勤可 or 不可、 介護に対する考え方、 資格支援制度有 or なし、 勤務時間・残業・有給、 キャリアアップ(資格・昇格)、 月〇回まで希望休を入れられます、 有給と公休を合わせ連続〇日の休みを取得して旅行に行く職員もいます、 手に職がつけられる、 ご利用者様から感謝される etc.

(タクシー運転手の記載内容例)

シフト例、 安全運転への取り組み内容、 勤務時間・残業・有給、 二種免許の資格取得費用を負担します、 売上目標に対する考え方、 未経験から50代で正社員になった職員もいます、 インセンティブの内容、 研修方法、 勤務年数に応じた月給例、 サポート体制、 休憩時間の取り方、 働いてる職員が楽しい瞬間は何か etc.

 

“欲しい人物”がどんな情報を知りたいかを考え、業種や職種、経験の有無などに合わせて記載する情報を選択していきます。

まとめ

この記事では、ハローワーク求人票「求人条件の特記事項」と「備考」の書き方を解説しました。

求人条件の特記事項」は以下の内容を記載していきます。

 

ポイント

・自社ならではの労働条件のメリット

・労働条件に感じる不安を払拭するフレーズを記載

 

「備考」は以下の内容を記載していきます。

 

ポイント

・自社の魅力や働くメリット

・コンタクトを促す一言

 

募集職種ごとに「求人条件の特記事項」と「備考」の内容は“欲しい人材”に向けた内容に変更しましょう。

 

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